2009-02-02

就職活動日記22:D社のインターンシップにエントリーシート提出

というわけです.

エントリーシートというか、Web登録な感じでしたが.



締切は2月1日23:59.

なんとか30分前ぐらいに内容が完成したので,早速ログイン!





・・・あれ?(;^ω^)







(;゚Д゚)(゚Д゚;(゚Д゚;)ナ、ナンダッテー!!







混雑してて繋がらない・・・だと!











その瞬間、やつらとの闘いは始まった.

IDのアドレスについてはブラウザが覚えていたので,やることは一つだった.



パスワードのコピペとクリック!



とっさにそう思った私は,ブラウザに搭載されている検索バーに素早くパスワードを打ち込む.

さらに,そのまま「Ctrl + A」,「Ctrl + C」と立て続けに入力した.

キーボードショートカットである.ある程度パソコンの知識があるものなら誰もが知っている当たり前のコマンドだ.

当然,普段からパソコンを使っている私も覚えていたため,考えることもなく素早くコピーをすることができた.

このときほどショートカットが頼もしいと思ったことはなかった.

それほど今の私にはマウスに手を伸ばす時間さえ惜しい状況だったのである.



コピーできたことを確認すると,次に私はマウスを操りパスワードの入力スペースをアクティブにする.

ここでも先ほどのようなキーボードショートカットの「Tab」を使えば,入力スペースをアクティブにすることはできる.

しかし,「Tab」は入力スペースだけでなく,リンクが張られているテキスト画像も含めて上から順番に選択する機能を持っている.

つまり,「Tab」を1回押しただけでは,目的の場所に到達できるとは限らないのだ.

その上,私が今使用しているブラウザはFirefoxである.

タブ機能を持っているため,検索バーから「Tab」を押すとまずタブ自体がアクティブになるように設計されている.

これでは,目的の場所に到達するために数回「Tab」を押さなくてはならない.



数回であれば「Tab」を素早く連打することで解決されるじゃないかと思われる方もいるかもしれない.



だが,実はそれが落とし穴なのだ.



そう,問題はこの時点で「Tab」を押す回数を断定できないことにある.

もし,誤って「Tab」を連打しすぎて,目的の入力スペースを越えてしまった場合どうするか.

「Tab」を押した分の時間が無駄となる上に,イライラが募り精神的なダメージとなってしまう.



この闘いは耐久戦である.



こんなところで体力を消耗するわけにはいかない.



目的の場所がアクティブになったところで,私は「Ctrl + V」,すなわちペーストをすることでパスワードを●で埋めた.

と同時にマウスでクリックする.

するとすぐに,青い画面に「ただいま混雑しております。しばらく経ってからご利用ください。」の文字が現れる.



待ってられるか!



冷酷な色をした画面にそう言い放った私は,自己PRを800文字も書いた悲痛な思いをひたすらキーボートとマウスに向かってぶつけた.



ローディングが短いうちは,必ず冷たいやつが現れる.

それでも私は諦めずに,キーとマウスを叩く.



時々,ローディングが長くなる.

その度に私の胸の中には,ささやかな希望が生まれるが,消える.

その繰り返しだった.



早く早く早く早く早く早くはやくはやくはやくはやく・・・



私には,もはやキーボードとマウスを叩く音も聞こえず,同じ作業を繰り返しているロボットのように何も考えずひたすら同じ作業を続けた.



はやくはやくはやくハヤクハヤクハヤクハヤクハヤクハヤクハヤクハヤクハヤクハヤクハヤク・・・







・・・ん?ここは?



気づいたときには私は天国にいた.

そこは,一面が白い世界にいた.

あたり一面を純白の白が覆い,その中に赤いアクセントが光る.



私はどうにかこの闘いに勝つことができたようだっだ.

時間ギリギリでWeb入力を終了した私は,背もたれに腰を落ち着かせ,勝利の余韻に浸った.



しかし,私は忘れていた.



本当の勝利は入力した内容の審査が通ったときであることを.

それも,たかがインターンシップでしかないことを.







  - 終 -







��終わっていいのかw)

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